サンクリーク行政書士事務所   行政書士・三浦 健 と申します。

20年程前、4年間にわたり「黒鳥の湖」「ギャルソンパブ」というハトバスの観光コースにもなっているショーパブに出演させて頂いた時期がありました。日本人、フィリピン人、中国人、韓国人、イギリス人、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、女性、男性、様々な人種が集う中、そこにはお互いへの偏見はなく、ステージに対する真摯な姿勢だったり、ひたむきに生きる力強さだったりをお互いがリスペクトしあうというコミュニィティーが拡がっていました。その中で掛替えのない仲間と掛替えのない時間を過させて頂き、今でもその当時の仲間とは交流を永く、深くさせて頂いています。

当時の僚友にフィリピン人のニューハーフでRちゃんというダンサーがいました。彼女は敬虔なカトリック教徒でいつもイエス様のペンダントを肌身離さず、ショータイム前の楽屋でもいつもお祈りをしていました。
「イッパイお祈りしてもカミサマ、私のことNO、ダメいうネ」明るく自虐ネタで冗談をいうRちゃんの表情はどこかいつも哀しげでした。戒律の多いカトリックでは同性愛は厳しく禁じられています。フィリピンは大半がカトリック信者の国のため、幼い頃から疎んじられることの連続。Rちゃんが一番擁護して欲しいと願うお父さんでさえ他の兄弟とは違う邪険な接し方だったそうです。

ある日、そのお父さんからの手紙に楽屋でRちゃんが涙を流していました。Rちゃんが日本からフィリピンに仕送りをし続けたお陰で弟たち全員がハイスクールに入学できたことへの感謝の気持ち。そして父親として理解と愛情を希薄にしてきたことへの後悔と懺悔の気持ちが綴られ、最後のところに
「ディア・マイドーター!」と大きな文字が躍っていました。Rちゃんはイエス様のペンダントにキスをし、声を出して2つのお祈りをしました。1つは「カミサマ アリガトウ」もう1つは「イッパイ イッパイの人がイッパイ イッパイ ハッピーになりますように!」

数年前、世界中が驚愕する出来事がありました。そのニュースを聞いた時、Rちゃんの20年前のあの日のお祈りがカミサマにきっと届いたのだと思う程の驚きを覚えました。アイルランドで同性同士の結婚が認められる法律が可決されたのです。アイルランドは世界でも有数のカトリック信者の多い国です。その国で、しかも国民投票によって法律が可決されたのです。「この世で一番尊いのは、自由と人権である」と、アイルランド国民は未来を照らす勇気ある選択をしたのです。ニュース映像に映ったカトリック教会の鐘の音と共に「イッパイ イッパイの人がイッパイ イッパイ ハッピーになりますように!」そんなお祈りが聞こえてくるような気がしました。

自由と人権に対する国民の意識、政府の法整備を含めた取組みなど、日本は決して先進国とは言えず、いつの時代も欧米の後塵を拝しています。それでもRちゃんがお祈りをしたあの日のあの時代に比べ、国民の意識も政府の取組みも確実に急ピッチ で高まってきています。「戸籍を男から女に変えたい」楽屋で異口同音に幾度も聞いた嘆息の声も今では法律によって条件付きではありますが可能になりました。「好きな人と部屋探しをしたら不動産屋に断られた」怒りに震えていた同僚がいました。渋谷区でパートナーシップ制度が始まり、同制度を条例で可決する自治体の数も今後、全国的に増え続けていくことでしょう。 少しずつではありますが、法律によって得られる自由、法律によって守られる権利の範囲は確実に拡がりをみせています。法律によって自由を得る、法律によって権利を守るには1歩踏み出すことが不可欠です!そのアクションを起こすとき、法律問題や行政手続が立ちはだかることもあるでしょう。大きな勇気と大きな決断を必要とすることもあるでしょう。そんなときはどうか心折れて諦めたりしないで下さい!そんなときはどうか是非!お手伝いさせて下さい!

どんな些細なことでも構いません! かなりお気軽に!ご相談・お問合せ下さい! 
熱烈に尽力させて頂きます!



6年前に戸籍を男性から女性に変更した行政書士が代表を務める事務所です。
行政・法律手続だけでなく、医療に関することや心のケアについても、その他どんなことでもお気軽にご相談下さい!
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